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パソコン修理

夏の盆休み中にハードディスクの調子がおかしくなり、OSの再インストールをした僕のパソコンですが、先週ハードディスクが壊れそうですよという内容のブルーバックのメッセージが出てしまいました。

もう、壊れる直前の状態だから、至急データのバックアップをするようにという内容でした。

CrystalDiskInfoというフリーソフトを使って、ハードディスクの状態を調べてみると、リードエラーレートという数値が1となっており、しきい値が51なので、もう限界どころの話では無さそうでした。

で、幸いにもハードディスクを1台増設して2台内蔵していたので、データをそちらに移して、Windows7を再インストールすることにしたのです。

先週末の休日、無事再インストールに成功したのですが、ようやく落ち着いてきたなと思った火曜日くらいから、突然電源が落ちる事が何度かあり、まさか電源の調子が悪くなったのか?と思ったのですが、いろいろと調べてみると、CPU温度が異常に高い事が分かりました。

通常50度以下であるはずが、起動後すぐに90度を超え、すぐに電源が落ちるようになっていきました。

CPUクーラーとCPUとの接触部分のシリコンの乾きを疑い、シリコンを塗り直してみたのですが、改善せず、動作状態をよく見ているとCPUファンの回り方が不自然&遅い。
ついには、止まってしまいました。
止まっているファンを指で回してみたのですが、かなり重い。
webでいろいろと見てみると、どう考えてもファンの故障のようです。

仕方ないので今日昼休みにこのところ良く行くヨドバシカメラでCPUクーラーを購入しました。

僕のパソコンは3年前にドスパラで購入したVistaパソコンです。
同時に奥方のパソコンを購入しており、同じ型だったので、健康な奥方のパソコンでシステム内容を調べてもらいました。

CPU-IDというフリーソフトでシステムを調べると、ソケットはLGA1366でした。

ヨドバシカメラでパソコン内部を撮った写真を見せてソケットに合うクーラーを探してもらったのですが、LGA1366に合うものが少なく、有っても大きいために他のパーツに干渉しそうでした。
また、取り付け方はマザーボードを外すのが面倒なので、リテール品と同じようにピンで留めるタイプにしたかったので、その条件に合うものという事で見つかったのがこれです。

P1160050
COOLER MASTER HyperTX3EVO

なんだかすごい名前ですし、ヒートパイプがアルミフィンとファンを持ち上げるような迫力ある形で、ちゃんとケースに収まるのかなと一瞬不安になりました。
しかし、ヒートパイプで持ち上げているおかげで、足元部分が出っ張ったりして、他のパーツに干渉したりするという事が無さそうです。

後は、ケースの幅に対して、マザーボードからの立ち上がる高さがどうかですが、たぶん大丈夫と思ったので購入決定。
というか、もし収まらなくても、ほかに選択肢が無かったので最悪はケースカバーを外せばいいや程度に思っていました。

さて、甲子園から帰宅後、深夜になりましたが少しでも早くパソコンを復旧しなくてはブログの更新などにも支障をきたしますし、何より精神衛生上よろしくありません。

今回、CPUクーラーの取り外し方や取り付け方に関しては、このサイトを参考にしました。
とても詳しく書いてあったので、失敗せずに済みました。

BTOパソコン.jp

CPUクーラーの取り外し方、LGA775(1156,1366)

CPUクーラーの取り付け方、LGA775(1156,1366)

P1160051
作業前の内部です。
ちょっとホコリがたまりまくっていたので、エアダスターで掃除しました。
まだ、汚いですね^^;

中央に見えるファンが回っていなかったのが、今回の突然のシャットダウンの原因でした。

P1160052
故障したCPUクーラーを外してCPUグリスを除去したところ。
昨日、グリスを塗り直す時と同じ作業なので、もう慣れてきました。
ただ、CPUに付いていたグリスを見てみたら、あまり全体に行き渡っていなかったみたいでしたので、今回は少し多めに塗ることにしてみます。
本来は、隙間を埋めて熱伝導性を上げるためのグリスなので、できるだけ薄く塗る方が効果的なのだそうですが、薄すぎて隙間ができてしまっては本末転倒。
下手は下手なりに安全第一でいきます。

P1160055
これが、新しいCPUクーラー
奥は、取り外した古いCPUクーラー

取り付けピンの付いた4本のステーはビスであらかじめ留めておきます。
ステー側がルーズホールになっていて、他のソケットに対応するようになっていました。

P1160057
シリコングリスを均等に塗ったつもり・・・
結構厚めな感じにしてみました。
もっと薄い方が良いのでしょうか?

P1160060
慎重にマザーボードの取り付け穴にピンの先を合わせてピンを押し込み固定。
もちろん、説明書や参考サイトでの忠告のとおり対角に同時に押し込みました。
固定音は小さめだったので、やや不安でしたが、持ち上げてみたりしてもきっちり固定されていたので、試運転。

起動時すでに60度を超えていたCPU温度が42~43度程度。
10分ほど経っても、温度上昇はありませんでした。
画像ファイルの表示やスケッチアップなどを動かしてみても温度は50度を少し超える程度。
どうやら大成功のようです。

夏頃から、ファンの異音に気がついてはいたものの、何かが当たっているんだろう程度に甘く考えていたのが、結局まずかったようです。
もしかしたら、先日お釈迦になってしまったハードディスクも、CPU温度の上昇が原因だった可能性もあるかもしれません。(よくわかりませんが)

Windows8の話題が聞こえてきましたが、まだまだWindows7は当分の間現役でしょう。
このパソコンにも、まだまだ頑張ってもらわないといけないので、こちらもマシンの状態に気を配るようにしないといけないですな。