京都東山花灯路
昨日、新しい箸を買いに京都へ行ってきました。
ちょうど京都東山花灯路をやっていたので、いろいろ見てきました。
今年で6年目を迎える花灯路ですが、出かけたのは今年が初めてでした。
少し暖かくなって、夜の京都散策はなかなかいいものです。
すごい人の波で、散策というよりも行列と言う感じの場所もありましたけど^^;
全部を見て廻るのは時間的にも体力的にも無理なので、石塀小路、ねねの道を中心に高台寺、二年坂あたりを廻りました。
下河原通
石塀小路の入り口
石塀小路
変わった形の地行灯
石塀小路は、絵になる場所とあってカメラを構えた人がすごく多かったですね。
僕もその一人ですけど^^;
石塀小路を抜けて、ねね様のお寺で有名な高台寺へ。
高台寺の前の道は、ねねの道と呼ばれているのですが、石畳の道幅も広く、土産物屋さんが軒を連ねてお祭りのような賑わいでした。
山門の石段を登り、駐車場に着くと京都の町を一望できます。
下に見えるのは、高台寺の門前でやっているイベントのテントの明かり。
正面の遠くの方には京都タワーも見えますね。
庫裡横を抜け、拝観料を払って丸窓がかわいい茶室"遺芳庵"の横を抜けると書院があり、そこで靴を脱いで中へ入ります。
遺芳庵
書院内の秀吉の陣羽織などの展示物を見て、方丈へ移動。
それにしても、遺芳庵にしても、陣羽織の柄にしても、なんだかかわいい物がいっぱいです。
方丈前庭では、一番人気のしだれ桜のライトアップに人だかりができていました。
方丈前庭のしだれ桜
時間と共に、ライトアップの光の当て方が変わり、演出が見事でした。
全体を暗くして、枯山水の砂紋のみをライトアップ
しだれ桜や勅使門、庭全体をライトアップ
さて、高台寺でもっとも綺麗だったのは、実はこの後に見た臥龍池でした。
鏡のような水面に映るライトアップされた風景が、息を呑むほどに美しかったです。
水面を見ていると、吸い込まれていきそうで怖かった。
何か、この世の風景とは思えない幻想的な世界でした。
高台寺の石段を下りて、正面近くにある春光院の前に、従兄弟の生けた花がありました。
以前から、花灯路に何度も誘ってもらっていたけれど、今年初めて拝見できました。
二年坂あたりのお箸屋さんで、目的の箸を買って帰りました。