夏休み最後の一日
今日は夏休み最後の日でした。
設計事務所を自営しているので毎年夏休みはあって無いようなもんなんですが、去年から某T社の設計チームに属しているおかげでたっぷり夏休みが取れました。
その休みも今日で最後。
遠方だと渋滞が怖いので、近所で避暑地気分を味わおうと、アイ・アイランドへGO!
車で15分ほど峠を走ると、かなり涼しい風が吹いていました。
アイ・アイランドは液晶で有名なシャープの保養施設ですが一般にも開放されています。
建築家 瀧光夫さん設計で1992年度の日本建築学会賞を受賞している名建築です。
コンクリートとガラスと木が調和した美しい建築です。
コンクリート打放しというと、どうしても冷たい印象を持たれる素材ですが、ここでは色々な仕上げ方でコンクリートが様々な表情を見せてくれます。
一般的な化粧型枠による、つるんとしたコンクリート打放し
「小叩き」と言われる手仕事による荒しを施したコンクリート打放し。
やわらかい感じです。
杉板型枠によるコンクリート打放し。木目が転写されたように表面に残る美しい仕上げ方です。
床や天井に木材で仕上げている箇所が多く、色々な仕上げ方のコンクリート打放しとの組み合わせがぬくもりを感じさせてくれます。
中央の立体的な水盤には周囲の緑が映り込み、全体的な印象はどこか北欧風な感じを受けます。
ここでお茶をしていると時間を忘れるほど気持ちいいですよ。
だけど、ここ携帯繋がんないんですよね^^;
あまり長居していると、急ぎの用事があるかもしれない・・・などと貧乏性のため、いつもあまり長居はできません。(笑)
玄関のガラスドアの押板は、かえでを透明樹脂で固めたものです。
かえでは、おそらくこの山の落ち葉じゃないのかな?
建物前で、僕の愛車のグランデプントをパチリ。
夏休み最後の日は、プチ避暑地気分でした。