久しぶりに八かく庵
去年の12月に行って、おいしかった豆腐料理の八かく庵に久しぶりに行きました。
もうすぐ結婚記念日ということで、奥方へのプレゼント購入のため仕事の後梅田で待ち合わせ。
何を買ったかは、また今度。
夕食、何食べようとなって、ヘルシーに豆腐料理にしました。
二人共、前回と同じ”をこしやすコース”を頼みました。
いつもどおり"出来立ておぼろ豆富”からです。
食べ放題ですが、おいしすぎてついつい食べ過ぎてしまい、後のコースでベルトを緩めることになってしまいますので、自重しなくてはいけません。
季節の前菜盛り合わせ
下から時計回りに
京とうふ藤野の豆乳
木の子の炊いたん とんぶり添え
無花果のみかん酢掛け、栗としめじの白和え
柿の胡麻豆富
秋刀魚の八丁味噌漬け コラーゲン添え
豆乳は冷たくて豆乳臭さが無くておいしいです。
どれも、季節感があって嬉しくなりますね。
黒大豆の生湯葉造り
胡麻風味が利いていて、これもさっぱりと香ばしくておいしい。
サラダが二回出てくる名前ですw
サラダ昆布はメカブのような感じですが、メカブですかね?
次に出てくるのが、豆腐百珍というメイン料理達で、今日は百珍番号八二だそうです。
百番まであるんでしょうね。
茶豆富の小鍋 八かく庵風 黒烏龍茶の香りと共に
と名づけてありました。
ちなみに下の写真が黒烏龍茶のゼリーです。
少し甘みがあります。
鍋の方は、いろいろと入っていて、涼しくなってきた季節にぴったりです。
雉子焼田楽と交趾田楽
交趾って何?と思ったので。調べたら交趾焼(こうちやき)という中国の陶磁器があるそうで、そこから来たのかな?または、交趾というのがベトナムの昔の呼び名とのことなので、ベトナム焼き?
あまりベトナムぽくはありませんでしたw
京とうふ藤野紅梅豆富の雲かけ
豆腐の上に乗っている赤いものはトマトでした。
綺麗な色と梅のわさび漬け?のようなものが利いていておいしかったです。
ちなみに、百珍番号四四
生姜と味噌の叩き豆富
岩塩で食べる揚げ物です。
これも百珍番号があって五六。
ここまでで、おぼろ豆富を1度おかわりしていまして、お腹いっぱい。
ここで、ご飯です。
小竹葉豆富のご飯仕立て
ご飯と豆腐の甘辛く煮たようなものが別々に運ばれて、合わせて食べても別々に食べてもいいようになっていました。
上から掛けて豆腐どんぶりのような感じでいただきました。
小竹葉豆腐(おざさとうふ)というのも、実は初めていただきました。
甘辛くて、ご飯にぴったりでしたが、お酒のあてにもぴったりでしょう。
これは百珍番号五〇
味噌汁と京漬物(シバ漬け)で締めて、「もう食べられません」という感じでしたが、デザートが運ばれてきたら別腹が発動しますなw
安納芋というのは、紫芋と同様に種子島の芋で糖度が高いのが特徴だそうです。
見た目モンブラン、味はスイートポテトと言う感じでした。
上に乗っているのがトマトだとは思いませんでしたが、なんか果物っぽい感じでした。
まあ、豆腐中心だったけれど、最後の最後に糖質取りまくった感じですなw
涼しくなって、鍋や暖かいおぼろ豆富がおいしく感じる季節になってきました。
僕は、季節で秋から冬が一番好きなんですが、おいしい食べ物がいっぱいある季節だからというのも大きな理由ですね。
ところで、持ち帰った"をこしやす"のメニューに豆腐百珍について書かれていました。
天明2年(1782年)に刊行された豆腐を題材にした当時のベストセラーの料理本とのこと。
八かく庵さんが、アレンジを加えて現代に蘇らせた献立の数々ものだそうです。