ああ、おいしいなぁ

愛犬ティーモと愛猫バジルと車と建築と

淡交会初茶会と金魚

淡交会の初茶会に初めて参加しました。

場所は、大阪北浜にある大阪美術倶楽部。
鴻池家の旧本宅があった場所です。

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学生時代にアルバイトでこの近くに勤めていたので、この前を良く通ったのを思い出しました。

淡交会というのは、茶道裏千家の後援振興などを目的とした全国的な組織です。
その大阪支部の平成25年の初茶会です。

去年、献茶式で、淡交会のお茶会に参加していたので、ちょっとは落ち着いて参加できた気がしています。
ただ、入り口で荷物を預かっていただく際に、風呂敷を持っていくのを忘れていたのでご迷惑をおかけしてしまいました。

献茶式のときもそうでしたが、たくさんの人が参加されているので待合でゆっくりと待ちます。
すると、先生の教室で何度かお会いしたことのあるお弟子さんたちをお見かけしたので、少し話しをしました。

それにしても、やっぱりこういう場に来ると着物の人がほとんどなので、着物が欲しくなってきますね。

順番が来て、先に松花堂弁当を頂きました。
さすがに写真を撮るのがはばかられますので無理ですが、おいしかった^^

引き続いてお茶席へと案内されます。
まずは、控えの間でお道具を拝見させていただき、主菓子を頂戴しました。

お道具に関しては、まだまだ良くわかりません。
でも、とにかく良く見ることが大事だと思ってます。
考えるのでは無くて感じるのが大事なんだと思っています。

茶席に案内されて、濃茶をいただきました。
今回は、先日の先生の東大寺の見える茶室での初釜のときと同じ「続き薄」ということで、引き続いて薄茶をいただきます。

かなり長い間の正座になるので、結構辛いものがありますが、始めた頃から比べたらずいぶんと我慢できるようになったと思います。
奥方も、わりと平気な感じで立っていましたなあ。

茶会が終わり、席を立ち、茶室内を少し見せていただきました。

炉縁に象嵌で金色の飾りが入っていたり、同様の風炉先屏風など、とても贅沢な造りでした。
昔に、この地にあった鴻池家の本宅にあったものを使っているのだと説明があったような気がします。(間違っていたらすいません。)

茶庭も見せていただき、せっかくなので預かっていただいていたカメラで撮影させていただきました。

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奥に見える数奇屋は松筠亭という茶室です。
旧邸を再現したものだそうです。
ちなみにここは2階です。

帰り際に、先生とお会いすることができ、楽しかったこととお礼をお伝えしました。
先生は、常任理事としてお忙しい中でも、変わらず優しく接してくださり、本当に良い先生に出会えたと感謝しています。

さて、まだ時間もあるのでどうしようかと思っていましたが、先日奥方の友人のふーみんさんから薦められていた「アートアクアリウム展」に行ってみることにしました。
もう、会期も数日しか残っていませんし。

会場の心斎橋大丸までは地下鉄で二駅。
ところが、すごい人気で会場までは2時間待ちとのこと。
気合入れて待つことにしました。

階段室を2階から13階まで約1時間掛けて上り、そこから十数人単位でエスカレーターを上り待機スペース用に座席を取り払われた劇場内で再び順番待ち。
さらに十数人単位で案内されてイベントホールまでの吹き抜けに面した通路へ案内されます。
ここでも少しずつ進んで、最初に案内あったとおり2時間で会場まで到着。

人並みに揉まれながらも金魚を見てきました。

アートアクアリウム展は生きている金魚のアートなのです。

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入り口付近は混雑していましたが、奥の方へ行くと割りとスペースに余裕があったので、ゆっくり見ることができました。

ただ、2時間並んだ疲れもあって、二人共あまりゆっくり見る余裕が無かったのが残念。
きっと平日などでゆっくりと見れると良いんだろうなあと思いましたね。

なんとなく、ストレスの掛かる環境で金魚たちも疲れているんじゃないかという先入観がありましたが、実際は元気に泳いでいて、金魚というのは見られることが生きることなのかもしれないと感じました。